健康診断で分かること
健康診断では、血糖値関連の検査が行われ、糖尿病の早期発見や予防に役立ちます。
ここでは、主な検査項目とその基準値、そして異常値が示す可能性のある状態について解説します。
空腹時血糖値(FPG)
空腹時血糖値は、10時間以上食事をとらない状態で測定した血液中のブドウ糖濃度を指します。
- 基準値:70~99 mg/dL
- 正常高値:100~109 mg/dL
- 高値:110 mg/dL以上
【注意点】空腹時血糖値が100~109 mg/dLの正常高値の場合でも、将来的に糖尿病を発症するリスクが高まる可能性があります。
HbA1c
(ヘモグロビンA1c)
HbA1c は、過去1~2か月の平均的な血糖値を反映する指標です。
- 基準値:4.6~6.2%
- 高値:6.5%以上
【注意点】HbA1cが6.5%以上の場合、糖尿病の可能性があります。
ブドウ糖負荷試験
(75gOGTT)
ブドウ糖負荷試験は、空腹時にブドウ糖液を摂取し、その後の血糖値の変化を測定する検査です。
2時間後の血糖値基準
- 正常型:140 mg/dL未満
- 糖尿病型:200 mg/dL以上
【注意点】140~199 mg/dLの場合は、糖尿病予備軍(境界型)の可能性があります。
これらの検査結果を総合的に判断し、
必要に応じて生活習慣の見直しや医療機関での精密検査を検討することが重要です。

